2018-10-18

白湯日和 〜南部鉄器青年展〜

芸術の秋!ということで、もりおか歴史文化館2階企画展示室で開催中の

平成30年度 南部鉄器まつり

南部鉄器青年展 南部の鐡学」へ行ってきました。

この日は、若手職人さんたちによる作品解説が!

田山も解説を。

作品のタイトル、解説は展示にもありますが、その作品に込められた思い、技術的な難しさ等、作り手の口から解説してもらって観るのは一味違います。掲載したいものがたくさんですが、ほんのちょっとだけご紹介。(ご紹介できなかった方、申し訳ありません)

田山の「さくらふぶき」。こうしてみると震災からのストーリーもあり、また見え方が違ってきます。桜のつぼみ、満開、散りゆく様が鉄瓶と共に後世にも想いまで受け継いで行ってほしいという願いを込めて。

石杜の「ゆわかし」。つまみの桃や本体の雲の模様が、やさしいお茶の時間を連想させます。ここに辿り着くまでの試行錯誤やハプニングを聞いていただけに、感慨深いです。

鈴木森久工房/澤野諒和さんの「金胎沈金蓋六角銚子」。鉄×漆、六角形の銚子が個性的でした。丸い鋳型から六角形を作るのは大変だそう。鉉にもエッジが効いています。

鉉は、鉉職人のものがつけられるものなのですが、こちらは田中鉉工房 菊池翔さんの鉉。

受賞せずとも、職人さんの間で最も評価が高かったというのが、鈴木主善堂/藤澤幸二さんの「鉄瓶あかき」。わびさびと静かなる美。柿の木の繊細な美しさが、もやし技法の鉉と良い味を醸し出しています。

熊谷の「零式(ぜろしき)」と「丹玖(たんく)」。薪ストーブとアウトドア向けに、機能美を感じさせるフォルムと個性。赤が効いています。取っ手の取り外し可能な「丹玖」は小さいけれど実力派。

今回が7回目の作品展。歴代ポスターも。

鉄の雑学まで。なるほどな話、山盛り。

普段はそれぞれの工房で、工房の作品を作っている若き職人さん達の、年に一度の個人作品お披露目の貴重な機会。毎年通うと、職人さんの成長が感じられるのかも!?

週末は、日替わりで各工房の職人さん達がいらっしゃるとのことなので、直接お話を聞けるチャンスかも。

10月28日(日)までですので、貴重な若き未来の巨匠達の個の祭典をご自身の目で、ぜひ。

そして、鉄瓶のこと知りたくなったら、「てつびんの学校」へ。応募締め切り10月31日!

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