2018-10-17

白湯日和 〜 材料採取 後編「砂あつめ」〜

南部鉄瓶製作に欠かせない材料を採取しに、盛岡近郊某所の藪と川へ!

続いては、川への道を(後編)。

 

鉄瓶といえば、【鋳造】

鋳型をつくり、そこへ溶鉄を流し込み、仕上げます。

その鋳型製作に必要不可欠なのが「砂」!!

採取した砂は、様々な荒さに振るい分けます。

馬で木型を支え回転させながら、荒挽き→中挽き→仕上げと数段階を経て、水で溶いた砂を型枠の内側へつけていきます。

鉄瓶内部の空間を作るための「中子」という鋳型も、川砂と埴汁(粘土汁)を混ぜて使用。

挽き上がった型が湿っているうちに、内側へ模様を押します。

 

・・・ということで、鋳型に必要不可欠な「砂」も、自ら川へ採りに行っていると聞き、今回、採取にお供を志願!

前編:くご採取とセットで、この目で見てきました。

毎回採取へ行っているという、川辺へ到着。

川辺で砂がこんなにあるところ、実は初めて来ました!

砂鉄も、こんなに!!

砂のこの黒く見える部分、砂鉄らしく。昔は砂鉄も手に入れやすい環境だったそうですが、今は貴重!希少な砂鉄鉄瓶の原料にもなります。

みんなで黙々と砂集め。

ハンバーグみたいですが、石です(笑)このカーブをうまく使って鋳型製作に生かすらしいです。

例えばこんな風に。中子いう鋳型の内側、頃合いの良い石のカーブが欠かせないそう。

砂鉄のエリア発見に思わず興奮!甲子園の砂を集める高校球児のようでした。

自然の恩恵を受けて、鉄瓶が、そして生活ができているなあと実感。

自分の足で確かめて、ありがたみを肌で感じた、貴重な時間。

400年前の人も、同じことを感じたのだろうか。

これから先の未来へも続きますように。

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