暮らしの中に、kanakenoの鉄瓶を取り入れること。
そのおすすめポイントを”7つの理由”でご説明します。
1.現代の生活になじむデザインであること
伝統的な鉄瓶は胴体の下側のほうが広くなっているのが特徴です(炭火などで沸かすときに熱を蓄えやすいように)。
一方で、kanakenoの鉄瓶は、現代生活にとけこみやすいように、全体的に丸い形状をしているものが多いです。
その製法へのこだわりで、私たちが提供している鉄瓶はすべてIHでお使いいただけます(もちろん直火でもご利用できます)。また、「あかいりんご」については、鉉がたためる仕様になっており、水を注ぎ入れるときに便利なものとなっています。
2.実は使いやすく、使うほどに価値が出る
鉄瓶は扱いづらそう、というイメージがあるかもしれませんが、実はとても簡単です。「基本的な使い方」にもある通り、基本的に使い切って乾かしておくだけでOK! お湯しか沸かさないので、まったく洗いません。
そして、使えば使うほど、鉄瓶の内側に「湯垢」が付いていくのですが、これは決して汚いものではなく、むしろ、それが付けば付くほど、白湯の味わいがまろやかになっていきます。そうして鉄瓶を使い続けて内側に湯垢をつけていくことを「育てる」と言います。
数十年使い続けた鉄瓶の中は鍾乳洞のようになることも。
そうして育てられたもののほうがむしろ価値があり、たとえば中華圏からは、そうして使い続けられた南部鉄瓶を新品よりも求めて探しにいらっしゃる方もいるほどです。
3.健康的な生活へ
鉄瓶で沸かした白湯は、水道水に含まれる余計なミネラル分が鉄瓶の内側に付着していき軟水化していきます。
そうしてまろやかな味わいとなりますが、一方で鉄分が鉄器から染み出てくるので、鉄分補給にもなり、貧血の方や妊婦さんにおすすめです。
白湯だけではありません。
想像してみてください。朝15分早く起きて鉄瓶を沸かすという生活を。
鉄瓶を生活に取り入れることが、ライフスタイルを整えるきっかけにもしていただけたら幸いです。
4.安心サポートサービス
「サポートサービス」のページにもある通り、kanakenoではお使いいただいている方に2つのサポートをしています。
1つ目は、2回までお直し無料の「生涯保証サービス」。
仮にお直しが必要だとしても、ほとんどの方が一生のうちに2回ぐらいだろう、ということでこのサービスを設けています。鉄瓶というものは、たとえ深くさびつくなどの劣化をしたとしても、状態を回復させられるほど、とても丈夫なものですので、さびることを恐れることなく、日々の生活の中でどんどん使っていただければと思います。
また2つ目のサービスとして「鉄瓶コンシェルジュサービス」を行っています。
日々お使いいただく中で「これってサビなの?」とか「使っていて気になる点が…」といったお悩みが出てくると思います。そういう時に、お気軽にご相談いただけるようにと、LINEでのサポートを行っていますし、また、電話やメール等でもお気軽にご相談いただけるような関係性を築いていきます。
5.信頼していただきたい「伝統的な価値」について
運営しているタヤマスタジオという会社は、設立から10年未満の若い会社で、勤めている職人たちも比較的若手が多いです。
一方で、同じ工房の中で、技術顧問の田山和康氏(現:南部鉄器伝統工芸士会会長)から指導を受けながら鉄瓶を仕上げ、そして、さらに高みに目指せるように修業をしています。
田山和康氏は、天皇陛下のご即位に際して献上品の鉄瓶の制作を岩手県から依頼されているほどの、業界最高レベルの技術の持ち主です。
職人たちは、その技術を日々吸収し続けています。
若手職人が中心になって製作している鉄瓶についても妥協なく取り組むことで、たとえば、同程度の1リットル容量の量産品の重さが2キログラム以上するところを、kanakenoは1.3キログラムほどに抑えることができ、女性でも扱いやすい”軽さ”を実現しています。
また、こうした若手職人の育成や、そのプロダクトの品質を評価いただき、第3回三井ゴールデン匠賞を受賞することができました。
「伝統的な手づくり品」にこだわっている私たちの鉄瓶を安心してご利用いただければと思います。
6.若手職人たちの育成につながること
上記のように、技術顧問の田山和康氏は、天皇献上品の鉄瓶の制作依頼を受けるほどの技を継承してきました。
こうした名工の技術を後世にも途絶えることなく伝えていこうと、私たちは「あかいりんごプロジェクト」という、若手職人が早い段階で鉄瓶制作の全工程に携われる取り組みをしています。
10代中頃から親方に弟子入りしていたような昔と違って、現代では20代や30代から伝統工芸の道に進むことの方が多くなっています。そんな”修業できる期間が短くなっている”状況下でも、未来の名工が育っていけるように、私たちは挑戦をしています。
「あかいりんご」や、その技術の応用版となっていく「みぞれあられ」や「さくらふぶき」をお使いいただくことで、先人たちが培った伝統継承に参加していただければ幸いです。
7.楽しい生活をつくること
当たり前ですが、鉄瓶を使い続けることが、苦しいとか、義務だとか、そういうものであってはなりません。あくまで、使うことが「豊かな生活」や「楽しい」につながっていってほしいと思っています。私たちは、そうしたユーザーの皆様の生活をサポートし続けていきます。
気軽なオンラインサロンの「kanakenoフレンズ」でイベントのご招待や日々の情報提供を行ったり、「てつびんの学校」という講座を開くなど、ユーザーの方々とともに、鉄瓶生活もアップデートし続けていきます。
ぜひ、この「楽しい生活」の輪に加わってみてください。
(それぞれについてより詳しく知りたいという場合はぜひお気軽にお問い合わせください)